夢に出てくるほど辛いことを続ける理由が果たしてあるだろうか
僕の身近にも仕事が辛すぎたり、習い事が辛すぎて悩んでいる人がいる
あなたもそうかもしれない
するとこう言う人が必ずいる、むしろ大半がそう
「どこ行ったって一緒だよ」
「何やったって一緒だよ」
言い換えよう
いじめられている人に「どこ行ったっていじめはあるから違うところに行ったって同じだよ逃げるな」
と言えるだろうか
いずれも一昔前の時代の教訓である
仕事でいえば終身雇用で会社が守ることを表明していた時代の話で今はどんなに大きな会社も生涯守ってくれる保証はない
僕は今までバイトや仕事は嫌が理由で辞めたことはない
学校の卒業や独立のタイミングでの退社だ
辞めたいと何度も思ったが我慢した
5年ずつほど、合計10年以上費やした期間をとても後悔している
しかし嫌いだけど高校の最初まで続けていた野球部は反対されながらも辞めた唯一のことだ
僕は地元のそこそこのチームからスカウトが来るほどには野球がうまかった
プロになれるレベルではないし、小学校の時からなんとなくやっていたが嫌いだったからスカウトは断った
ゲームのパワプロはずっと好きだったw
高校では一緒に進学するチームメイトが野球やろうよと言ってきてなんかそれが嬉しかったのか完全にノリで入部してしまった
残酷だったのはスカウトがきたチームより強いチームだったのだ
僕が2年生の時になんと甲子園に行った
同級生が同じサードのポジションでシニア上がりの見たこともないくらいうまいやつだったこと(彼はその後社会人野球で4番を打ち、全国区だという)
先輩から脳震盪が起きるほど殴られ、毎日罵声を浴びせられたこと
小学校の野球部では骨が見えるほど手の肉をえぐられたり、殴る蹴るケツバットは当たり前だったので耐性はあった
だが僕は辞めることを決意した
「始めたことは最後まで続けろ」という呪いの言葉を無限に浴びせられたが結局は本人の決意次第だ
僕は唯一その場の環境から逃げたのだ
これによって得たものは大きい
なぜなら音楽を始めることができたのだ
その後の人生でももっと広い視野を持てば良かったと後悔している
毎日朝練に行き、21時ごろに帰り
休みの日は3時起きで部活に行き、グランド整備をする野球部にいては到底かなわなかっただろう
今は多種多様な時代だ
辛いことからなんでも逃避し何も続かない、誰かや何かのせいにする人はともかく
冷静に分析してよりよいと思える環境を選んでいくということこそが令和時代一番の保証であり、転職2.0時代を思考停止しない生き方だと僕は思う
嫌でも続けることで得られる経験が大事というのは綺麗事だと思うし一種の美学の押し付けであると思うし、逃げたらその人の人生のためにならないと思うなら見下しすぎているし、余計なお世話だ
好きなことやりたいことを選択し続けても問題やストレスは必ずある、その問題やストレスならむしろ乗り越えてやろうとアドレナリンが出ることをむしろやるべきだしよっぽど経験になる
辛かったり嫌なことはいますぐやめることを検討しよう
ただしたくさんの選択肢と広い視野を持ってメリットデメリットを多角的に、俯瞰で判断することはマストだ
今より悪い環境や条件の場所に行くのでは本末転倒になりかねない
ただ転職サイトを眺めるだけでなく、興味があることを見つけ行動する
そのために資格がないなら取ればいいし、そういう目標を持っていれば今よりマシな気持ちで日々を過ごせるかもしれないし、その期間も耐えられないくらいしんどいならすぐに辞めて訓練所に通うかバイトしながら目標に向かえばいいと思う
僕はこういう生き方を推奨する
無理するな!心が壊れては元も子もない
これは自分自身にも言える
では